通夜とはなにか?
通夜とは告別式の前に行うもので、諸説がございますが魔除けとして、夜通し灯りと線香を絶やさず
故人を見守ったことが始まりとも言われています。
昔は交代しながらも故人を夜明けまで見守るのが通夜でしたが、今はだいぶかたちが変わりました。
現代の通夜は?
現代の通夜は、各地方によってさまざまなかたちで行われておりますが、都市部では夕方の18時頃から2~3時間ほどの短い時間で行われることが多くなりました。
昼間は仕事があり、告別式に参加することが難しい社会人の方でも
夕方の遅い時間から始まる通夜には参加しやすく、そういった方たち向けのお別れの場となっています。
服装について
通夜に参列する際の服装についてですが、参列する際は喪服を着用することが一般的となっております。
しかしながら、急で喪服の用意がないことや仕事終わりの参列では自宅に取りに戻る時間がないといったケースも多いでしょう。その場合は平服でも大丈夫です。暗めの色をした服を選びましょう。
また、光沢のあるものや殺生を連想させる毛皮製品などはNGです。
学生のかたで学校指定の制服がある場合は制服を着用してください。
制服によっては派手なものもありますが、指定されたものであれば大丈夫です。
卒業シーズン等ですでに学校を卒業している場合で次の学校の制服や、スーツの用意がない場合
卒業した高校等の制服を着用してよいか悩まれる方がいらっしゃいますが、問題ございません。
香典について
次に持ち物ですが、大切なのが香典です。
香典で悩むのがいくら包めば良いのかということだと思います。
両親なら5万~10万円、兄弟姉妹であれば3万~5万円、祖父母は1万~3万円が相場で
自分と近しいほど、親しいほど高い金額を包む場合が多いです。
知人やご近所などは3千円、5千円が相場です。
また、会社関係で出す場合は上司よりも高い金額を包むことは控えましょう。
香典袋ですが、今はコンビニエンスストアなどで気軽に購入できます。
地味な袋、装飾が豪華な袋と香典袋にも種類がありますが、自身が包む金額に合わせたランクの袋を選びましょう。
また、百貨店などで香典袋を購入した場合、代筆サービスを行っている場合がありますので
自信がない方は利用されるとよいでしょう。
急な不幸には慌ててしまいがちですが、少しの知識で備えることができます。
通夜への参列は故人をしのぶことが一番の目的です。その気持ちを大切にしましょう
相談料は無料です。お気軽にご連絡ください。
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