『ゼロから知りたい葬儀の流れ』
シリーズ第2回 ご遺体のお清め
『ゼロから知りたい葬儀の流れ』第2回ではご遺体のお清めについて流れを解説していきます。
ご遺体のお清め
末期の水(まつごのみず)
お亡くなりから行われるお清めの儀式の中でも最初に行われるのが『末期の水』です。
脱脂綿や綿棒、ガーゼ、新しい筆の穂先などに茶碗の水を浸し、故人の唇を湿らせます。
故人のご家族、ご親戚、親しい友人の順におこないます。
お清め(おきよめ)/ 湯灌(ゆかん)/ 清拭(せいしき)
ご遺体のお清めをします。湯灌や清拭と言われ、ご遺体の全身をアルコールやお湯などで丁寧に拭いて清めていきます。耳や鼻、肛門などに綿を詰める処置もここで行います。
着替え
お清めの次は着替えを行います。着替えとはご遺体に死化粧をし、死装束にすることです。御髪を整えて、爪も切り、必要であれば男性は髭を剃り、女性には薄化粧を施します。
着替えの際には、故人が生前に好んでおられた衣服が選ばれることもあります。
エンゼルケア
病院などでお亡くなりの場合、看護師の方がお清めを行ってくださることが多く、これをエンゼルケアと呼びます。
看護師の方が説明をしながらお清めをしてくださるので、ご遺族の方はお手伝いをします。
死後、故人と触れ合う数少ない機会のひとつです。生前の感謝の想いを込めて行いましょう。
ここまでがご遺体のお清めの全体的な流れとなります。
今回は病院でなくなった場合を想定したお清めとなりましたが、他の場所でお亡くなりの場合は納棺師や湯灌師と呼ばれるお清めの専門家に依頼をすることが多いです。
次回はご安置からの流れについてご説明しますので、ぜひご覧ください。
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