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2023.06.02 供花・供物雑学お葬式一般葬自宅葬自由葬・お別れ会社葬家族葬直葬

家族葬や直葬の相場は? ~葬儀にかかるお金の全てを徹底解説!葬儀のお金決定版~

お葬式にかかる費用の「本当の相場」を、お教えします!

 

葬儀にかかる費用は、葬儀社が提示するセット価格の「基本費用」よりもかなり高くなるケースがほとんどであることをご存知ですか?

なぜなら、基本費用にはどんな葬儀でも必要になる最低限のものしか入っておらず、例えばお布施や会食のための費用は別途必要になるためです。

今回の記事では、実際には何にいくらかかるのか、お葬式周りの費用相場を総合的に解説します。

 

 

 

まずは葬儀にかかる費用内訳を一覧で把握しよう

 

葬儀にかかる主な費用は、次の6つに分けられます。

 

儀式そのものの費用

祭壇や棺、式場利用料、遺影、霊柩車など、葬儀をするために必要な費用です。多くの葬儀社では、この費用の主な部分を基本セットとして定額化しています。

しかし、実際は基本セットに入っていないものもたくさんあります。例えば火葬場に支払う費用や、式場を変更したときの利用料の差額祭壇に飾るお花を追加したときの費用などは、基本セットにプラスしてかかることが多いものです。

 

会食費用

参列者とともに会食を行うための費用です。通夜の後の通夜振る舞い、葬儀の後の精進落としのほか、火葬場の待ち時間にとる軽食や宿泊者の朝食代を喪主様が負担するケースもあります。

 

返礼品の費用

香典返しのための費用です。

 

宗教者への謝礼

仏式、神葬祭(神式)、キリスト教式など宗教者に葬儀を依頼したときは謝礼を渡します。無宗教の場合はかかりません。

 

お手伝いや弔辞者への謝礼

近隣の知人に受付などのお手伝いを依頼したり、弔事を依頼したりしたときは謝礼を渡します。お金ではなく品物を贈る場合もあります。

 

遠方親族の宿泊交通費

親族が遠方から訪れた場合、宿泊費や交通費を喪主様が負担するケースもあります。

 

 

 

〈儀式そのものの費用〉一般葬、家族葬、直葬の相場比較

 

まずは葬儀の主な費用となる「儀式そのものの費用」から解説しましょう。儀式費用は葬儀の規模が大きいほど高くなります。また、儀式を省略するほど安くなります。

 

親族の他、近隣や会社関係、友人関係など縁ある全ての人を参列対象とする葬儀を一般葬といいます。一般葬の儀式費用の相場は、120万円ほどです。大きな祭壇、大きな式場を用意するため、他のスタイルよりも費用相場が高くなります。

 

親族を中心とした葬儀を家族葬といいます。家族葬の儀式費用の相場は80万円ほどです。一般葬よりも小さな式場、小さな祭壇を使うため、やや費用を抑えられます。

 

葬儀をせず火葬だけで済ます見送りの形を、直葬といいます。直葬の費用相場は30万円ほどです。葬儀をしないので式場も祭壇も必要ありません。よって費用相場はぐっと安くなります。

 

 

 

〈会食費用〉通夜振る舞いと精進落としが葬儀の2大会食

 

会食費用は人数が多いほど高くなります。通夜振る舞いの一人あたり費用相場は2,500円で、参列者全員が食事の席に着きます。精進落としは5,000円程度で、親族のみが参加します。

 

〈返礼品の費用〉人数が多いほど高額になるが入る金額も多い

 

返礼品は頂く金額の半分から3分の1を目処に選びます。般参列者の香典相場は5,000円なので、返礼品の費用は一人あたり2,500円が相場となります。親族の香典相場は立場にも寄りますが、おおよそ1万~5万円です。よって返礼品の費用は1世帯当たり5,000円から2万5,000円を目処に考えます。

 

ただし、返礼品は基本的に入ってきた金額のお返しものなので、持ち出しになる費用ではありません。

 

 

 

〈宗教者への謝礼〉仏式、神葬祭(神式)、キリスト教式それぞれの相場

 

宗教者への謝礼を相場で語るのは難しいものがありますが、仏式であれば20万円から40万円神葬祭(神式)やキリスト教式であれば10万円から20万円程度が目安です。ただし謝礼は気持ちで納める物なので、金額は喪主様の考え方によって変わります。

 

〈その他費用〉お手伝いや遠方からの参列者は減少傾向にある

 

お手伝いをしてくれた方への謝礼は5,000円程度の現金弔辞者への謝礼は3,000円から5,000円程度の品物がよいとされています。人数分を用意することになります。

 

遠方から参列者が訪れた場合は、宿泊料の請求を喪主様の名義にしたり、交通費にあたる金額に近い額を御車代として渡したりします。ただし故人様の子世代など近親者の場合は、喪主様が交通費等を負担することはあまりありません。子世代は喪主様と共に葬儀の主体を担うべき存在だからです。

 

ただ、人間関係が希薄化した現代においては、近隣の方にお手伝いを依頼するケースは少なくなりつつあります。また、コロナ禍もあり遠方から交通費を負担しなければならないような親族がかけつけることも少なくなっています。ですからこれらの費用については、そこまで意識しなくてもいいかも知れません。

 

 

 

葬儀の規模別、全て合わせた金額相場

 

葬儀にかかる総額を規模別に図解しました。宗教や人数は一例です。ぜひ参考にしてください。

 

  一般葬・仏式

(会葬者150人うち親族50人)

家族葬・仏式

(会葬者40人)

直葬

(会葬者5人)

儀式費用 120万円 80万円 30万円
会食費用 62万5,000円

通夜振る舞い…

2,500円×150人

精進落とし…

5,000円×50人

30万円

通夜振る舞い…

2,500円×40人

精進落とし…

5,000円×40人

会食なし
返礼品の費用 40万円

一般参列者…

2,500円×100個

親族…

1万円×15個

15万円

親族…

1万円×15個

香典辞退
宗教者への謝礼 30万円 30万円 儀式なし
その他費用 5万円 5万円 なし
葬儀の総額 257万5,000円 160万円 30万円

 

まずは「家族らしい葬儀」を模索することから始めよう

 

葬儀は規模や形式によって金額にかなり差がつくものですが、大事なのは家族みんなが納得できる葬儀をすることです。家族葬は一般葬と比べると確かに安いですが、そのぶん入ってくる香典が少なく、持ち出し費用の割合は高くなりがちです。また、葬儀に参列できなかった人が後日たくさん弔問に訪れるかもしれないというデメリットもあります。

 

葬儀の規模に迷うようなら、故人様らしさ、その家族らしさに注目しましょう。「賑やかなのが好きな人だったから盛大に」「気の置けない人たちとゆっくり送ってあげたいから少人数で」など、どんな葬儀なら納得できるかを家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

クルーズ株式会社のお葬式「サポくる」では、一般葬、家族葬、直葬など、お客様のニーズに合わせた葬儀を各種承っております。お客様のご希望をしっかりと伺い、ご予算や規模感に合わせ、最適な形でのお見送りをご提案させていただきますので、いつでもお電話ください。

ご相談・お見積りは無料です。お客様のお電話を、いつでもお待ちしております。

 

クルーズ株式会社のお葬式「サポくる」

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(監修:行政書士・尾形達也)

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