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2022.08.04 雑学供養と納骨お墓お葬式終活

お盆とお墓参り

お盆を目前にひかえて

毎年、お盆の頃になると、家族総出でお墓参りに行ったことが、夏休みの思い出として残っている方も多いのではないでしょうか。離れて住んでいる家族がお盆には帰省し、久しぶりに顔を合わせて話をするのが楽しみだったかもしれません。

 

歳を重ねると、遠く離れた実家のお墓参りに行くのも、だんだんと骨が折れるようになります。そのため近年では、事情があってお墓参りに行けない方のための代行サービスが話題になることも増えてきました。

この記事では、仏教式のお盆やお墓参りについて考えてみたいと思います。

 

 

 

お盆とは

お盆とは、仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を省略してできた言葉で、日本古来の祖霊信仰と中国から伝来した仏教が融合してできた行事といわれています。

 

現代の生活では、8月13日~16日をお盆の期間と考えられていますが、かつては旧暦の7月13日~16日(新暦の8月中旬~9月初旬)がお盆の時期とされていました。その後、明治時代になって新暦が取り入れられましたが、新暦の7月中旬は農繁期に当たり、行事が行えないということで、多くの地域では8月にずらしてお盆の行事を行うようになりました。

 

また、人が亡くなって四十九日法要を終えた後、初めて迎えるお盆のことは「新盆」「初盆」といい、特別に篤く供養を行います。地方によって異なりますが、門口や仏壇、お墓に白一色の盆提灯を立てたり、初盆の家の人にそのような提灯を贈るなどして特別な儀礼を行なうこともあります。初盆には家族や親戚が集まって法要を行い、その後会食をするのが一般的です。

 

迎え火・送り火

お盆始めの13日に先祖の霊が迷わないように焚く火を迎え火、お盆が終わる16日に帰路の道しるべとして焚く火を送り火と言います。

迎え火と送り火は基本的に同じ家の玄関で焚かれるもので、地域や宗派によって少しずつその焚き方や作法に違いがあります。

また昨今ではマンションなどの集合住宅において玄関やベランダで火を焚くことが難しいことから、この迎え火・送り火に代わって、電気で灯す盆提灯の灯りを先祖の道しるべ(目印)とする考え方も広まりつつあるようです。

 

またお盆の時期には、各地では迎え火・送り火のように、先祖を迎える、あるいは見送るための様々な行事が今も行われています。京都五山の送り火や長崎の精霊流しは、有名な行事として毎年多くの観光客が見物に集まっていますね。

 

 

お墓参り

お盆の時期に合わせて、お墓参りに行くご家庭も多いことかと思います。お盆には祖先の霊が戻ってくるとされていますが、そのときにお墓を頼りに戻ってくるという説もあることから、お迎えの意味でお墓参りをすることが広まりました。

 

お墓参りには特別な作法などはありませんが、仏式では下記のことをひととおり行うのが一般的です。

 

1.お墓の掃除

お墓の周りの落ち葉・雑草や古くなった供花などを取り除き、手桶に組んだ水をかけて布などでよごれを落としてあげます。

 

2.お供え物をする

きれいな水や持参したお花などを墓前にお供えします。

 

3.線香を供えお参りをする

線香に火をつけてお供えします。もしつけた炎が自然に消えなかった場合は、吹き消すのではなく手のひらであおいで消しましょう。これは「人間の息は不浄」といわれているためです。そして家族全員で合掌礼拝した後、一人ずつ墓前に出てお参りをします。

 

4.後片付けをする

お参りが終わったら、お供え物は花以外持ち帰ります。

 

地域や宗派によっては、上記の流れとは異なる作法の場合もあります。全ての宗教・宗派・地域で共通のルールなどはありません。

大切なのは、家族がここにあることを祖先に感謝する気持ちでしょう。そして同時に、お墓参りは私たちのこれからの幸せや健康を願う機会でもあるのです。

 

 

お墓参り代行サービス

高齢になると体力や体調の問題から、お墓参りに行くことが難しくなってしまうのは、誰にでもありえる話です。近年は新型コロナウイルスの影響や夏場の気温上昇もあって、よけいにお墓参りに行くのが大変になっているではないでしょうか。

 

お墓のことは気にはなっているけれども現状では行くことが難しい、そう思っている方は、お墓参りを代行するサービスなどを検討してみてもいいかもしれません。

 

他人に依頼してお墓参りをするなんてご先祖様に失礼にあたるのでは、と考えてしまうかもしれませんが、実はお墓参りの代行は昔から行われている行為です。お墓参りや神社仏閣へのお参りの代行を「代参(だいさん)」といい、お墓の掃除を菩提寺が代わりに行うことも、珍しいことではなかったのです。ですから、お墓参りの代行が問題になることはありません。

 

お墓参りの代行サービスは、家事代行会社などで行っていることが多いようですので、体力やスケジュールが心配な方は、一度相談してみるといいかもしれませんね。

 

お盆のお墓参りや法要は、何もかも自分でやろうと思うと大変なことばかりです。無理をすることなく、代行サービスなどの手を借りて、ご自身もご先祖様も気持ちのいいお盆を迎えてみてはいかがでしょうか。

 

サポくるでも、年忌法要のプランニングなどを承っています。お寺や法要会場とのやり取り、細かな手配などは、私たちサポくるがしっかりとサポートいたしますのでご安心ください。

 

お盆や法要のことに限らず、葬儀や供養に関することなど、ご不安やご心配事などがおありの方は、お気軽にサポくるにご相談ください。もちろん、ご相談はいつでも無料です。

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(監修:行政書士・尾形達也)

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