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2023.03.16 供花・供物雑学お葬式一般葬自由葬・お別れ会社葬家族葬

葬儀や法要のために供花や供物を選ぶときのマナー

供花や供物についての常識を葬儀・法要別に解説!

葬儀や法要には、供花や供物がつきものです。ご遺族のためにと心を込めて贈る品なので、せっかくならマナーを守って選びたいですよね。葬儀や法要の供花、供物について、その意味や選び方を解説します。

 

 

 

 

葬儀のために贈る供花の意味と選び方

 

葬儀のときに贈る供花といえば、代表的なものは祭壇脇に飾られるスタンド式の盛花です。最近では、小さな籠にたくさんの花を活けたフラワーアレンジメントを贈る人も増えてきました。花束を贈る人はあまりいません。花束は花瓶を必要とするため、ご遺族に負担をかけてしまうからです。

 

葬儀に贈る供花には、2つの意味があります。

1つは故人様のご冥福を祈るため。

もう1つは、葬儀のとき祭壇に飾ってもらうためです。この場合、祭壇に飾ったとき誰から贈られた供花かが分かるように、名札をつける必要があります。

 

 

葬儀に供花を贈る方法

 

スタンド式の盛花も、フラワーアレンジメントも、葬儀が行われる式場へ問い合わせて手配するのが最も手軽で確実です。葬儀が始まる時間までにしっかり届けてもらえますし、喪主様が供花を辞退している場合はその場で教えてもらえるためです。

 

もし式場へ問い合わせるのではなく自分で手配するのなら、目当ての生花店が葬儀用の花を承っているか、葬儀式場へ供花を運んでくれるかを確認してから注文しましょう。

また、花の色味などを指定するときは「白」「黄」「紫」を基調とし、全体を淡い色でまとめて原色の花は避けましょう。ビビッドな色味は葬儀にふさわしくありません。なお、キリスト教式ではとくに百合が喜ばれます。

 

 

 

 

葬儀のために贈る供物の意味と選び方

 

葬儀のために贈る供物には、3つの意味があります。

1つは故人様へのお供え、2つめは葬儀式場の飾り物、3つめはご遺族へのねぎらいです。

 

葬儀式場に飾ってもらいたい場合は、盛籠を選びます。スタンド式の大きな籠に供物が詰められた盛籠は、供花と同様、贈り主の名札をつけて祭壇脇に飾られます。葬儀特有の供物なので、葬儀式場に問い合わせて注文するのが一般的です。内容は缶詰、乾物、果物が代表的で、基本的に用意されたラインナップから選びます。

ただし、キリスト教式では盛籠を飾りません。式場に飾ってもらいたい場合は生花にしましょう。

 

「故人様へのお供えとしてささやかな供物を」「葬儀が終わったらご遺族の皆さんで食べて欲しい」と考えるなら、フルーツバスケットや日持ちのするお菓子、飲料などをギフト用の箱に詰め、白黒の水引がプリントされたのし紙をつけて「御供 ○○(名前)」と表書きします。お店で「葬儀用に」と告げれば、ふさわしい包装をしてくれるので任せましょう。

 

 

 

 

供物を贈る際の注意点

葬儀時の供物には3つの注意点があります。

1つめは、仏教の場合は生ものを避けること。殺生を思い起こさせるためです。

2つめは、賞味期限の短い食品を贈らないこと。葬儀が終わってから開封しても十分食べられるものにしましょう。

3つめは、地域のしきたりを大事にすること。供物の種類や贈るタイミング、表書きなどが決まっている地域があるため、分からない場合は地域の年長者などに尋ねてみましょう。

 

 

 

 

法要のために贈る供花の意味と選び方

 

法要に贈る花には、「故人様の供養に」「自宅の仏壇に飾って欲しい」という意味があります。よって葬儀のときに贈るような大きいスタンド生花は使いません。花束を贈ると花瓶が必要になってしまうため、施主から「花束にして欲しい」という要望がなければ、フラワーアレンジメントや、胡蝶蘭などのお供え花が適しています。

 

また、花の色味は葬儀と同様に「白」「黄」「紫」を基調とし、他はピンクや藤色など淡い色味でまとめ、この場合も原色を避けましょう。

ただし三回忌以降は少し明るめの色味を選んでも構いません。故人様が好きだった花や色味が分かる場合は、積極的に使いましょう。

 

 

 

 

法要のために贈る供物の意味と選び方

 

法要で持参する供物には「仏壇や墓前にお供えを」という意味があります。地域によっては法要のすぐあとに供物を開封し、個別包装のお菓子などを参加した親族の手土産にするしきたりがあるため、その場合供物は「あとで分け合うためのもの」でもあります。

 

法要の供物に適しているのは、日持ちのするお菓子、フルーツバスケット、飲料、線香、ロウソクなどです。食品の内容としてはまんじゅうや羊羹、クッキー、夏場であれば果物ゼリー、そうめんなども選ばれます。法要後に配られることが前提であれば個別包装のものを選びます。

 

気を付けたいのが、施主様が実際に使ったり飲食したりすることをイメージして品物を選ぶということです。仏壇のない家では線香やロウソクを使いませんし、いくら「故人様の好物だったから」とお酒を持参しても、施主様宅がお酒をたしなまない人ばかりであれば困らせてしまいます。

 

なお、供物には葬儀同様に白黒の水引があしらわれたのし紙をかけ、「御供 ○○(名前)」と表書きします。

 

 

 

 

手渡しするときは「どうぞお供えください」と言おう

 

供物はとくに、ご遺族へ直接手渡しするケースが多いでしょう。供物を入れた紙袋などをそのまま渡さず、紙袋から出して、喪主様や施主様に「どうぞお供えください」と手渡します。

 

もしかしたら「どうぞ直接お供えください」と、仏壇に案内されるかもしれません。その場合は線香を上げた後、供物を置く台があればその上に、なければ座布団の隣に置きます。お参りする人から見て、のし紙に書かれた文字が読める向きで置きましょう。

 

 

 

 

故人様を悼む気持ち、ご遺族を慰めたい気持ちを示そう

 

この記事では、供花や供物を選ぶときのマナーについて解説しました。故人様やご遺族を想う気持ちを伝えられるのが、供花や供物です。マナーを守りつつ、故人様の好きだったものを思い出しながら選べば、きっと誠実な想いが伝わることでしょう。

 

 

 

 

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(監修:行政書士・尾形達也)

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